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【株式評論家の視点】牧野フライス製作所は後半利益急減見通し回避を受け上昇相場復帰
<銘柄の見所>
牧野フライス製作所 <6135> は一呼吸入れた後、再び上昇路線復帰の可能性が強い。今2013年3月期の9月中間決算は営業利益が47億円と、前年同期比71%の大幅増益を達成した。期初は30億円の見通しでスタートしており、大幅に上振れての着地である。
株価も見直され、10月10日の327円から11月26日の高値461円まで40%上昇した。ただ、4月2日の年初来高値715円に大きく距離を残す水準で一服相場となっており、今一つパンチ力に欠ける上げである。
中間決算の好調にも関わらず通期の営業利益70億円(前期58億円)の見通しを据え置いたことが響いている。マシニングセンターが後半は減速すると見ているためだが、後半の営業利益は22億円と、前年同期比25%の大幅減益になってしまう。ただ、4半期ベースでは第1四半期の営業利益2億円が第2四半期には44億円に急増。中間期の受注残高も405億円と前年同期並みの水準を確保している。
会社の慎重な見通し発表が株価調整の要因と、はっきりしている。時間の経過とともにそうした事態は回避の方向に向かうことが予想され、株価の人気再燃も期待できそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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