アップル vs サムスンの特許訴訟でLGに恩恵 - iPadのディスプレイ供給シェア73%に急拡大(1/2)

2012年11月27日 21:39

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アップルとサムスンの特許紛争を背景に、LGディスプレイのiPad向けディスプレイ供給シェアが急拡大している。

アップルとサムスンの特許紛争を背景に、LGディスプレイのiPad向けディスプレイ供給シェアが急拡大している。[写真拡大]

■アップルとの訴訟でサムスンの供給量縮小 LGはiPadの72%、iPad miniの78%を供給

 全世界のタブレットPCの半数以上を占めるアップル(Apple)のiPadシリーズ。その4台中3台に韓国LGディスプレイが製造したLCDパネルが搭載されており、供給量が約73%に達していることが分かった。このことで、アップルとサムスンの特許訴訟による恩恵をLGディスプレイが存分に受けているという見方が出て来ている。

 こうした LGディスプレイの供給量の増加は、アップルがサムスン電子との特許訴訟の余波により、サムスンから供給されていたディスプレイの相当部分をLGディスプレイに変更し、また、多角的に部品の供給先を増やしていく中で、新製品用のパネルの供給先として競争力に優れているLGディスプレイを選択したことによるものだと分析されている。実際にLGディスプレイのIPSディスプレイは、サムスン電子のAMOLED(アモレッド)よりも品質において良い評価を得ている。

 26日、市場調査機関「ディスプレイ・サーチ」によると、アップルの主力タブレットPCである第4世代 iPadとiPad 2に使用されている、9.7インチLCDパネルの10月における全世界出荷量は、591万6000台で、その内LGディスプレイが供給したLCDパネルは424万8000台と、約 71.8%を占めている。3月の88万6000台(24.0%)から、わずか7カ月で約5倍に増えた。

 これに対し、同期間のサムスンのディスプレイの出荷量は、257万8000台(70.0%)から42万8000台(7.2%)へと80%以上激減した。(翻訳:中川)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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