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【編集長の視点】プラマテルズはタイ子会社設立を見直し超割安修正へ再発進
<銘柄ウオッチ>
プラマテルズ <2714> (JQS)は、10月18日に発表したタイ子会社設立を見直して超割安修正へ再発進中だが、日中関係の緊迫化などからグローバル・プレーヤーとしての存在価値が、さらに株価に反映される展開も想定される。
同社は、合成樹脂の専門商社として国内外で少量多品種即納体制を構築しており、顧客企業のグローバル戦略に呼応し海外に7法人を展開するとともに、ベトナムでコンパウンド工場を稼働させている。
タイ連結子会社は、シンガポール、フィリピンに次ぐアセアン地域の3番目の現地法人として今年7月に設立したもので、反日デモ以来緊張が高まっている日中関係に対応してアセアン地域での強化を図る日系企業向けの同社の戦略拠点としての評価が高まっている。
こうした海外戦略の積極化から同社の海外売上高も、今3月期第2四半期(2Q)では、21.1%増と伸び、海外売上高比率も、前年同期実績の25.8%、前期通期実績の29.1%から31.5%へとアップしている。このため2Q累計業績は、円高の長期化や中国経済の減速など外部環境の不透明化で前年同期比0.9%減収、4%経常減益、1%純益減益と小幅減益転換したが、利益水準そのものは、期初予想を上ぶれて着地した。
3月通期業績は期初予想を据え置き、純利益は、5億円(前期比5%減)と減益転換を見込んでいるが、2Q累計業績と同様の上ぶれ着地も期待される。
株価は、前期末実施の記念配当評価の高配当利回り買いで年初来高値360円をつけ、配当落ちで同316円まで調整、再三この安値を試して底上げ途上にある。PERは5倍台、PBRは0.4倍、配当利回りは4.5%と超割安であり、高値奪回へ再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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