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マカフィー社のNo.1販売代理店であるテクマトリックスに注目
■いち早く有害ウイルスを検出するためにGTIと連携
最近、ネットバンキングで偽の画面を表示し、顧客に暗唱番号等を入力させ、口座から不正に現金を送金する事件が発生した。警察庁は11月4日、複数の被害者のパソコンからコンピュータウイルスを検出し、3種類の対策ソフトを使えばウイルスを検知駆除できると発表した。その中の1つがマカフィー社の「マカフィー トータル プロテクション」である。
IT専門調査会社のIDCによると、マカフィー社は法人向けのアンチウィルス対策製品シェアでは24.3%と世界No.1*である。その後は、シマンテックの22.9%、Sophos11.0%と続く。
世界ナンバーワンのシェアを獲得している背景には、いち早く有害ウイルスなどの脅威を検出するためにマカフィー社が開発したクラウド型のセキュリティ基盤、GTI(Global Treat Intelligence)と連携していることが挙げられる。
GTIは、世界中の電子メール、Web、ウイルス、ネットワークを365日、24時間体制で、常時監視して、情報収集している。その結果、有害なウイルスを発見したら、すぐに同社のセキュリティソリューションに情報を配信することで、ウイルスからの攻撃を防御している。
また、マカフィー社は、2011年3月には世界最大の半導体メーカであるインテル社の傘下に入り、半導体チップと連携したセキュリティ製品を発表するなど、セキュリティ専門のリーディングカンパニーとして確固たる地位を築いている。
そのマカフィー社の国内販売代理店で、2011年の「Best Master Distributor of the Year」を受賞したのがテクマトリックス <3762> (東2)である。
テクマトリックスは2002年からマカフィー社製品を取り扱っており、特に主力製品であるWeb/Emailセキュリティシステムや、不正侵入防止システムで多数の販売実績がある。また、マカフィー社製品専門の営業・技術部門を設けている他、メーカ保守に加えた独自の保守サポートも行っている。
そのため、震災特需のあった昨年に引き続き今期もエンドポイント・セキュリティ分野、ネットワークセキュリティ分野での売上が拡大している。
インターネットの普及が進み、セキュリティの重要度が益々高まっている中で、川上から川下までワンストップでトータルのシステム構築を行い、セキュリティ対策も万全に行うことが出来る背景には、創業以来28年間に亘って蓄えられた同社の信頼と技術力がある。
今期2013年3月期連結業績予想は、売上高160億円(前期比4.7%増)、営業利益10億60百万円(同9.1%増)、経常利益10億60百万円(同4.7%増)、純利益5億円(同15.9%増)と増収増益を見込む。
*出典:IDC [Worldwide Corporate Endpoint Security Suite Revenue Share by Vendor,2011](情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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