【株式評論家の視点】OBARA GROUPは慎重予想だが、増額への期待は強い

2012年11月26日 13:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  OBARA GROUP <6877> は見直し相場入りが有力になってきた。今2013年9月期について、営業利益33億円、前期比26.2%の大幅減益見通しのスタートが明らかになり、株価はやや人気離散の状態になっている。

  ただ、終わった前2012年9月期決算も当初は営業利益28億円、前々期比35.5%減の、厳しい見通しで始まった。それが、結局営業利益44億6900万円と、前々期比3%増益での着地となった。今期についても為替レートは1ドル=78円で試算しており、最近の円安は業績を押し上げる要因となる。

  自動車ボディー溶接向けの抵抗溶接機器は自動車メーカーの設備投資増で堅調な売上げが予想されるほか、シリコンウェーハ、水晶、ガラスディスク向けの平面研磨装置も一時低迷していたが、前期末にかけ改善傾向を強めている。従って今期も期初の見通しに対しどれだけ上積みされていくかというパターンだろう。PBR0.8倍という絶対的な割安ポイントがあるだけに、静かに訂正高を待つことになりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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