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味の素冷凍食品のタイ工場が生産再開、洪水被害から約1年1ヶ月ぶり
タイ味の素冷凍食品社(写真:味の素)[写真拡大]
味の素冷凍食品は20日、昨年のタイ洪水被害により生産活動を停止していた、グループ会社のタイ味の素冷凍食品社(AFT社、アユタヤ県)の生産活動を、11月15日より再開したと発表した。
AFT社は、1990年9月に設立され、日本向けの鶏肉加工冷凍食品や餃子を中心とした欧州・アジア向け冷凍食品を生産していた。同社は、昨年10月に発生したタイ洪水により10月7日以降生産活動を停止し、同社製品の代替生産はロブリ県にある主力工場のタイ味の素ベタグロ冷凍食品社(TAB社)、味の素ベタグロ・スペシャリティフーズ社(ABS社)等で対応してきた。今回、AFT社生産ラインの再構築工事が完了し、11月15日より生産活動を再開した。
これを機に、競争力視点から生産品目を23品目から、日本国内向け家庭用主力商品の「やわらか若鶏から揚げ(ボリュームパック)」と欧州・アジア向け「餃子」類の2品目に絞り、コンパクトで高生産性・高収益性を備えた生産体制を構築するとともに、将来の事業成長に向け供給能力と増産スペースを確保した。
なお、洪水被害の影響により、これまでタイ味の素ベタグロ冷凍食品社のみで「やわらか若鶏から揚げ(ボリュームパック)」の生産を行っていたが、今回AFT社での生産を再開したことにより一極生産リスクを解消した。
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