【アナリストの眼】クリエイター派遣のクリーク・アンド・リバー社、株価再上昇へ

2012年11月14日 10:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  クリーク・アンド・リバー社 <4763> (JQS)は、クリエイター派遣事業などを展開している。株価は急騰後の日柄整理局面のようだが、電子書籍関連のテーマ性や再度の通期業績上振れの可能性が材料視されるだろう。

  今期(13年2月期)連結業績見通しについては9月27日に上方修正を発表し、売上高が前期比10.9%増、営業利益が同33.2%増、経常利益が同23.4%増、純利益が同57.5%増見込みとしている。第2四半期累計(3~8月期)決算発表時には据え置いたが、通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が52.5%、営業利益が70.3%、経常利益が70.3%、純利益が69.5%と高水準であり、再度の上振れの可能性が高いだろう。

  国内では主力のクリエイティブ分野で、テレビ番組制作関連、SNSゲーム開発関連、電子書籍制作関連の需要が拡大基調であり、さらに医療・IT・法曹・会計分野のエージェンシー事業や、韓国のクリエイティブ分野も順調に拡大して収益化している。また出版エージェンシー事業、自社開発ソーシャルアプリ配信事業、電子書籍取次事業など新規事業も順調に進展している模様だ。

  株価の動きを見ると、9月下旬に動意付いて11月8日には年初来高値となる4万9900円まで上昇する場面があった。足元では上げ一服となっているが、通期業績上振れ期待や電子書籍関連のテーマ性を材料視して、2万円近辺から5万円近辺まで急騰した形である。13日の終値3万9250円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1858円03銭で算出)は21倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間200円で算出)は0.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万5123円27銭で算出)は7倍台となる。

  週足チャートで見ると、依然として過熱感を残した水準であり、急騰後の日柄整理局面だろう。高値圏で上ヒゲを付けたこともあり、目先的には天井感が意識される可能性もあるだろう。ただし日足チャートで見ると、25日移動平均線に対するプラス乖離率が10%程度まで縮小して、短期的な過熱感は和らいできた。短期調整一巡すれば、電子書籍関連のテーマ性や再度の通期業績上振れの可能性が材料視されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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