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【アナリストの眼】特殊ネジ大手サンコーテクノ、上方修正で株価割安評価高まる
<業績&株価診断>
サンコーテクノ <3435> (JQS)は、アンカー(コンクリート用の特殊ネジ・釘類)の大手である。11月8日に今期(13年3月期)第2四半期累計(4~9月期)業績の上方修正を発表した。なお決算発表は11月14日の予定である。
第2四半期累計の連結業績は、売上高を前回予想に対して1億14百万円増額の68億14百万円(前年同期比4.3%増)、営業利益を1億24百万円増額の3億54百万円(同55.3%増)、経常利益を1億40百万円増額の3億40百万円(同65.9%増)、純利益を30百万円増額の1億44百万円(同44.0%増)とした。建設業界では建設資材や人員の不足などで工事着工ペースに遅れが出ている模様だが、震災復興関連や耐震補強関連などで主力の金属系アンカー(あと施工アンカー)の需要が堅調だった。利益面では販管費の抑制なども寄与した模様である。
通期見通しについては下期偏重の収益構造ということもあり、前回予想を据え置いているが、上振れの可能性もあるだろう。再生可能エネルギー全量買い取り制度が7月にスタートし、全国的にメガソーラー事業に参入する企業が相次いでいる。主力の金属系アンカーは太陽光発電の架台設置用に使用されるため、収益拡大の追い風として期待される。
株価の動きを見ると、売買高が少なく方向感を掴み難いが、10月3日に直近安値となる1670円まで調整する場面があった。しかし足元ではやや反発して1700円台で推移している。8日の終値1760円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS172円01銭で算出)は10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3260円88銭で算出)は0.5倍台となる。
週足チャートで見ると、26週移動平均線を割り込んで調整局面のようだ。ただし第2四半期累計業績の上方修正を好感して、目先的には反発が期待されるだろう。さらに、耐震補強関連やメガソーラー関連のテーマ性に加えて、通期上振れ期待が高まる可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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