【今日の言葉】パナソニック・ショックは何を物語るか

2012年11月2日 10:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『パナソニック・ショックは何を物語るか』=パナソニック <6752> が31日、15時に発表した今期配当の無配方針はマーケットに大きなショックだった。1日(木)のパナソニック株価は値幅制限いっぱいの100円ストップ安となって、1973年12月につけた401円以来、実に39年ぶりの水準に下げた。今期(2013年3月期)の最終損益が7650億円の大きな赤字となり、63年ぶりの無配ということだ。

  すでに、三洋電機はパナソニックに吸収され、シャープ <6753> も台湾企業に資本参加を仰いでいる。そこへ今度の同社である。かつての関西・家電御三家の栄光はなくなっている。もちろん、日本全体の電機にも言えることだし、自動車などの物つくり企業も韓国、中国などに追い上げられ苦しい状況にある。

  「現在の経営陣だけの責任ではないものの、パナソニック(旧松下電器)の場合、創業者の幸之助氏がこの姿を見たらどう思うだろうか。創業者ならもっと早く手を打てたかもしれない。必ずしも創業者のワンマンがいいとは言い切れないが、サラリーマンの合議制中心で決められない経営もよくない。今の政治も責任を取りたくない人ばかりで、他国から軽く見られてしまって領土問題にまで事を大きくしている」(中堅証券)。今回のパナソニックの「63年ぶりショック」は、日本社会に警鐘を鳴らしているようでもある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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