【編集長の視点】TDK急落、アップル関連部品4社は軒並み下方修正、人気圏外に

2012年11月1日 13:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  TDK <6762> は、205円安の2792円と急反落している。前日3日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、3月通期業績の下方修正と期末配当の減配を発表、市場コンセンサスを下回り、前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して30円安(円換算値)で引けて返ってきたことも響き利益確定売りが先行している。

  前日は、同社のほか米アップル社関連の主力電子部品株は、京セラ <6971> 、村田製作所 <6981> (大1)、日東電工 <6988> が2Q累計決算を発表、同時に軒並み3月通期業績を下方修正したが、きょう寄り付きの株価反応は、村田製が急続伸し、京セラは急反発、日東電は急反落するなど、高安マチマチで2勝2敗と分かれている。市場コンセンサスを上回ったか、ADRの動向などが、高安の分岐ポイントとなっている。注目されてきたアップル関連銘柄は人気の圏外へ影が薄くなりそうだ。

  TDKの3月通期業績は、ノートパソコンやハードディスクドライブなどの主要セットの生産や搭載される電子部品の需要が、期初計画を下回って推移していることを要因に下方修正され、純利益は、期初予想の400億円から200億円(前期は24億5400万円の赤字)へ引き下げられ黒字転換幅を縮小する。

  配当は、2Q配当を期初予想通りに40円とするが、3月期末配当は50円から40円に引き下げ、年間80円(前期実績80円)とする。

  株価は、年初来安値2719円から今期第1四半期の増益転換業績に反応して3615円までリバウンド、2700円台への往って来いの調整安値から、アップル社の「iPhone5」、「iPadミニ」の相次ぐ発売を手掛かりに3000円台を回復した。PERは17倍台、PBRは0.7倍と下げ過ぎを示唆しているが、なお下値再確認が続きそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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