【アナリストの眼】下方修正のイメージワン、安値更新後下げ渋る、モミ合いへ

2012年10月30日 09:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  イメージワン <2667> (JQS)は、医療・衛星画像事業を展開し、医療画像事業のPACS(医療画像保管・配信・表示システム)が主力製品である。

  10月15日に今期(12年9月期)業績見通しの下方修正を発表した。前回予想(11年10月31日公表)に対して、売上高を3億52百万円減額して17億48百万円(前期比10.2%減)、営業利益を1億25百万円減額して55百万円の赤字(前期は60百万円の赤字)、経常利益を1億46百万円減額して96百万円の赤字(同65百万円の赤字)、純利益を2億89百万円減額して2億69百万円の赤字(同72百万円の赤字)とした。防衛安全保障分野の大型案件の失注、医療映像事業の東北地域での大幅減収、開発要員増加に伴うコスト増加、画像データ関連の無形固定資産の減損処理が主因のようだ。

  株価の動きを見ると、概ね1万6000円近辺の安値圏でモミ合う展開だったが、10月15日の業績見通し下方修正を嫌気して急落した。17日には年初来安値となる1万1000円まで調整する場面があった。29日には終値で1万2590円まで戻して目先的にはリバウンド局面のようだが、日足チャートで見ると1万6000円近辺のモミ合い展開から下放れ、週足チャートで見ても1万5000円近辺の支持線を割り込んだ形である。医療、農業、環境、防災、減災、防衛などに関連する事業でテーマ性は豊富だが、出直り本格化には来期(13年9月期)の収益改善見通しが必要だろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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