【アナリストの眼】1ヶ月ぶり高値更新のティムコ、秋のシーズンと11月の配当魅力

2012年10月30日 09:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  フィッシング用品やアウトドア用品を企画・開発・販売するティムコ <7501> (JQS)の株価が堅調に推移している。29日(月)は612円と1ヶ月ぶりの年初来高値を更新している。女性登山などアウトドアのブームが追い風として期待されるうえに、期末(11月末)が接近して一括配当や株主優待も支援材料のようだ。

  10月5日に今期(12年11月期)第3四半期累計(11年12月~12年8月期)の業績(非連結)を発表している。売上高は前年同期比3.7%増の20億87百万円、営業利益は3百万円の赤字(前年同期は10百万円の黒字)、経常利益は同78.5%減の4百万円、そして純利益は26百万円の赤字(同14百万円の赤字)だった。売上高に関しては、フィッシング事業が一部地域における放射線風評被害の影響などで低調だったが、アウトドア事業がアウトレット店オープン効果などで好調だった。利益面では、新規出店や販売促進に関わる費用の増加、繰延税金資産取崩などで最終赤字が拡大した。

  通期については前回の予想を据え置き、売上高が前期比4.5%増の28億24百万円、営業利益が同2.5倍の44百万円、経常利益が同77.8%増の48百万円、純利益が10百万円(前期は13百万円の赤字)の増収増益で最終黒字化見込みとしている。

  株価の動きを見ると、7月26日の541円をボトムとして右肩上がりの展開が続いている。10月29日には年初来高値となる612円まで上昇する場面があった。29日の終値607円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS3円55銭で算出)は171倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間17円50銭で算出)は2.9%近辺、実績PBR(前期実績のBPS2419円12銭で算出)は0.2倍台となる。

  日足チャートで見るとやや小動きだが、25日移動平均線がサポートラインの形となって強基調の展開である。また週足チャートで見ても26週移動平均線回復後は、2月24日の高値595円を突破して上昇トレンドを確認する形となっている。11年10月の高値648円が視野に入るだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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