【アナリストの眼】清和中央HD株価、底値圏だが反発には鉄鋼市況回復待ち

2012年10月25日 10:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績%株価分析>

  清和中央ホールディングス <7531> (JQS)は、鉄鋼専門商社で西日本が地盤の清和興業や東日本が地盤の中央鋼材を傘下に置く持株会社である。一般鋼材の卸売を主力として、加工や請負工事なども展開している。

  今期(12年12月期)連結業績見通しについては、8月6日に下方修正を発表しており、売上高が前期比4.8%減、営業利益が同98.9%減、経常利益が同48.7%減、純利益が同19.4%増としている。復興関連需要も寄与して建設向けが堅調なため販売数量は堅調な模様だが、製造業向けの減速などで鋼材市況が想定以上に低迷しているため、利鞘が縮小する見込みだ。鋼材市況の低迷が長期化していることを考慮すれば、再度の下振れの可能性もあるだろう。

  株価の動きを見ると、売買高が少なく6月中旬以降は安値圏の8500円に張り付いた状態である。10月24日の終値8500円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS48円52銭で算出)は175倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は0.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2315円17銭で算出)は3.6倍近辺となる。株価に動きがなく、再度の今期業績下振れ懸念を織り込んでほぼ底値圏と考えられるが、出直りは鋼材市況が上向くなどの好材料待ちだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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