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【アナリストの眼】資生堂の株価、通期下ぶれ懸念織込む、高利回りの魅力
<業績&株価分析>
資生堂 <4911> の株価は軟調展開が続いたが、足元で調整一巡感を強めてきた。今期連結業績の下振れに対する警戒感をほぼ織り込んだ水準と考えられる。
今期(13年3月期)連結業績見通しにつては、第1四半期(4~6月期)業績発表時に第2四半期累計(4~9月期)を下方修正したが、通期見通しは前期比4.0%増収、同11.2%営業増益という前回予想を据え置いた。ただし会社リリースによる月次売上動向を見ると、国内化粧品販売会社の売上高は、8月単月が前年比3%減少、4月~8月累計が同9%減少となっている。セルフ化粧品やトイレタリーは堅調だが、カウンセリング化粧品が低調な模様である。コスト削減の進展などが期待されるが、国内販売に改善傾向が見られず、為替の円高影響なども考慮すると、通期見通しについても下振れの可能性が高いだろう。
株価の動きを週足チャートで見ると、4月にボックスレンジを下放れ、13週移動平均線が抵抗線となり上値下値を切り下げる軟調展開が続いたが、足元では10月11日の年初来安値938円をボトムとして反発し、1000円台を回復してきた。
日足チャートで見ると25日移動平均線に接近して、強基調へ転換の兆しを見せている。中国での日本製品不買行動の影響なども含めて、通期業績見通しの下振れに対する警戒感をほぼ織り込んだ水準と考えられる。10月31日発表予定の第2四半期累計業績が注目され、通期見通しの下方修正を発表すればアク抜けに繋がる可能性があるだろう。24日の終値1002円を指標面で見ると、今期予想配当利回り(会社予想の年間50円で算出)は5.0%近辺であり、高配当利回りも支援材料だろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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