【アナリストの眼】巴工業株価、下値固めからジワリ浮上、来期業績に期待感

2012年10月24日 11:13

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  化学機械メーカーの巴工業 <6309> は、株価が調整一巡感を強めてきた。今期(12年10月期)連結業績の下振れに対する警戒感をほぼ織り込んだと考えられ、来期(13年10月期)に対する期待感が台頭する可能性もあるだろう。

  今期連結業績についての会社予想は、売上高が前期比1.2%増、営業利益が同3.3%増、経常利益が同0.2%減、純利益が同44.1%減の見込みとしている。純利益については固定資産権利変換益の一巡が影響する。通期会社予想に対する第3四半期累計(11年11月~12年7月期)の進捗率はやや低水準だった。北米のシェールガス掘削向け遠心分離機械などが好調な模様だが、中国のコンパウンド事業の低迷などで、通期下振れの可能性があるだろう。

  株価の動きを見ると、第3四半期累計の減益に対する失望感で急落し、9月7日に年初来安値となる1300円まで調整する場面があった。その後は概ね1350円~1400円近辺でモミ合う展開だが、徐々に下値を切り上げて調整一巡感を強めてきた。23日の終値は1403円となり、モミ合いレンジを切り上げる構えを見せている。

  週足チャートで見ると1400円近辺の安値圏でのモミ合い展開だが、日足チャートで見ると徐々に下値を切り上げて25日移動平均線を回復している。今期連結業績の下振れに対する警戒感をほぼ織り込んだと考えられ、調整一巡して目先的には強基調に転換する可能性があるだろう。北米で開発・生産の動きが活発化しているシェールガス関連のテーマ性にも注目しておきたい。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】アコム株価、急落後下げ渋る、大手証券判断引下げも個人買い活発(2012/10/22)
【今日の言葉】205ドル安のNYダウの行方(2012/10/22)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事