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【アナリストの眼】ゼリア新薬、主力の大腸炎治療剤「アサコール」好調、通期に期待
<業績&株価分析>
消化器分野を主力とする中堅医薬品メーカーのゼリア新薬工業 <4559> は、医療用医薬品事業と、一般用医薬品などのコンシューマーヘルスケア事業を展開している。株価は10月に入って急落したが、足元では下げ止まり感を強めて反発の構えを見せている。
今期(13年3月期)連結業績の会社予想については、8月8日に第2四半期累計(4~9月期)を上方修正したが、通期を据え置いている。アジア事業関連の経費の一部が第3四半期(10~12月期)にズレ込む模様だ。通期の売上高は前期比5.3%増、営業利益は同0.7%増、経常利益は同1.9%増、純利益は同11.8%増の見込みである。H2受容体拮抗剤「アシノン」や亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマック」が薬価改定の影響を受け、コンシューマーヘルスケア事業の「コンドロイチン群」も苦戦している模様だ。しかし主力の潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」が好調なため、増収増益見込みとしている。
株価の動きを見ると、9月27日に戻り高値となる1422円まで上昇したが、ここから急反落して10月15日には1225円まで調整した。特に個別の悪材料は見当たらないが、指標面の割安感が薄れていることもあり、利益確定売りを急ぐ動きが強まったようだ。23日の終値1277円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS77円40銭で算出)は16~17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS734円06銭で算出)は1.7倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面の形だろう。ただし10月15日の1225円をボトムとして反発し、下げ止まり感も強めている。目先的には反発態勢のようだ。M&Aを活用してグローバル展開を本格化させており、中期的な成長見通しに対しても再評価の余地があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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