【株式評論家の視点】アコム株価、急落後下げ渋る、大手証券判断引下げも個人買い活発

2012年10月22日 12:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  アコム <8572> は19日(金)に大幅安、21日(月)は小反発。野村証券が18日付で投資判断を中立から売りに引き下げたことが嫌気されている。バリュエーション面で割高感があり、業績改善モメンタムの鈍化などがその要因として指摘されている。

  18日に2424円の年初来高値を示現したこともあって、目先筋の利食い確定の売りも膨らんだ。しかし、その突込みを個人投資家が積極的に買い込み、アナリスト筋とは異なる見解を持っていることを示した。貸金業法完全施行以降、市場の縮小傾向が続いてきたが、利息返還請求件数がピークアウトし、緩やかな減少基調にあることから、追加損失の拡大リスクは限定的となってきている。そのため黒字基調は定着の方向にある。

  株価は2011年3月の841円を起点にロングランの上昇相場を演じて来た。しかし、信用買い残は直近でわずか38万株に過ぎない。従って、買い方には機関投資家などの実需筋が居座っているものと推定される。一方で信用買い残は31万部に膨らんできており、日証金では連日株不足の日が増えて来た。逆日歩でも発生するようだと、相場観が強気に傾く可能性もある。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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