【編集長の視点】イワキは小幅続落で安値圏も3Q経常益進捗率好調、見直しも

2012年10月11日 14:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  イワキ <8095> は、2円安の161円と小幅続落し、9月6日に顔合わせした年初来安値159円に並ぶ安値水準で底もみを続けている。前日10日大引け後に今11月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、減収減益転換して着地したことで売り増勢となっているが、経常利益は、11月通期業績に対して順調な利益進捗率を示しており、ダブルボトムを確認した年初来安値水準から極低位値ごろの割り負け修正買いが再燃する展開も想定される。

  3Q業績は、前年同期比4%減収、17%経常減益、66%純益減益と減収減益転換したものの、期初予想の11月通期業績対比の経常利益進捗率は、76%と目安の75%はクリアした。

  医薬品原料事業で主力の解熱鎮痛剤原料や下剤・利胆剤原料、一般用医薬品原料で鼻炎用血管収縮剤原料が低調に推移し、化成品事業もプリント配線板・電子部品関連薬品が落ち込んだものの、医薬品事業で、主力の外皮用剤などが、後発医薬品の政府の使用促進策の追い風や今夏の猛暑を受けて好調に推移し、一般用医薬品も、ドラッグストア向けの外用消炎鎮痛剤や化粧品、うがい薬の販売が伸長したことなどが要因となった。

  11月通期業績は期初予想を据え置き、純利益は、前期計上の負ののれん益が一巡して7億円(前期比57%減)と前期の過去最高からの減益転換を見込んでいる。

  株価は、メルテックスの完全子会社で196円の戻り高値をつけ、減収減益ペースの今期業績推移を6月、9月につけた年初来安値でダブルボトムとして織り込んだ。PERは7倍台、PBRは0.3倍、配当利回りは3.7%と割り負けており、一段の底上げを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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