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【編集長の視点】上方修正の生化学工業、年初来高値を射程圏に捉える、通期に期待
<銘柄ウオッチ>
生化学工業 <4548> は、13円高の908円と3日ぶりに反発し、3月21日につけた年初来高値940円を射程圏に捉えている。前日26日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を発表、減益転換率を縮小することが、割り負け訂正買いを再燃させている。
2Q累計業績は、期初予想より売り上げを5000万円、経常利益を5億5000万円、純利益を4億5000万円それぞれ引き上げ、純利益は、12億5000万円(前年同期比40%減)と減益転換率を縮める。
売り上げは、円高の影響による海外売り上げの減少を国内アルツの前倒し出荷でカバーして小幅ながら上方修正となり、利益は、上期に予定していた工場設備費用が下期に繰り延べられ、受取ロイヤリティーの発生も加わって上方修正された。3月通期業績は現在、精査中で、11月6日予定の2Q累計決算発表時に公表するとしている。
株価は、今期業績の減益転換予想に円高進行や全般波乱相場も重なって年初来安値751円まで売られ、下げ過ぎとして800円台を回復、米国での関節機能改善剤「Gel-One」の特許侵害訴訟で勝訴したことで業績上ぶれ期待を高めて急伸し900円台に乗せた。PERは23倍台と割安感は小さいが、PBRは0.8倍と割り負けており、売り長となっている信用好取組もサポートし、高値抜けから昨年3月高値1095円奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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