【アナリストの眼】第一商品、金先物価格が上昇傾向を強めていることは追い風

2012年9月27日 09:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  商品先物取引大手の第一商品 <8746> (JQS)は、株価が出直り感を強めている。世界的な金融緩和やリスク回避姿勢の高まりで、金先物価格が上昇傾向を強めていることが追い風であり、株価も強基調に転換することが期待される。

  今期(13年3月期)業績(非連結)見通しについての会社予想は、売上高が前期比21.8%増、営業利益が同2.5倍、経常利益が同95.5%増、純利益が同2.3倍の大幅増収増益見込みとしている。第1四半期(4~6月期)は計画を下回った模様だが、足元の金先物価格上昇を背景に取引高の増加が期待され、第2四半期以降での挽回が可能だろう。

  なお5月1日に発表した自己株式取得(取得株式総数の上限10万株、取得価額の上限1億円、取得期間5月1日~10月31日)の取得状況を見ると、8月31日現在で買付株式数8300株、買付総額303万2500円となっている。

  株価の動きを見ると、8月14日の297円をボトムとして着実に下値を切り上げ、出直り感を強めている。9月14日には動意付いて384円まで上昇する場面があった。26日の終値333円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS135円82銭で算出)は2~3倍近辺、予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は6%近辺、実績PBR(前期実績のBPS580円55銭で算出)は0.5倍台となる。

  週足チャート見ると26週移動平均線が抵抗線の形だが、日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、目先的には出直り感を強めている。高配当利回りなど指標面に割安感があり、金先物相場の上昇次第で動意付く可能性が高いだろう。(本紙・シニアアナリスト水田展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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