【アナリストの眼】日本エンタープライズ株価に動意の芽、電子書籍強化、決算接近

2012年9月24日 05:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  モバイル端末向けにコンテンツを配信する日本エンタープライズ <4829> (東2)は、9月28日に今期(13年5月期)第1四半期(6~8月期)の決算発表を予定している。株価は安値圏でのモミ合い展開だが、煮詰まり感も強めている。電子書籍関連のテーマ性も加わって動意付く可能性があるだろう。

  スマートフォンなどモバイル端末向けに「エンタメ系」「情報系」などのコンテンツを配信するコンテンツサービス事業、企業向けに携帯電話を活用したプロモーションなどを提供するソリューション事業を展開している。また今後は中国やインドで電子書籍事業を強化するとしている。

  今期の連結業績見通しの会社予想は、売上高が前期比28.6%増の35億90百万円、営業利益が同6.8%増の3億25百万円、経常利益が同5.3%増の3億35百万円、純利益が同17.6%増の2億円の増収増益見込みとしている。11年12月に子会社化したATIS(交通情報サービス)の通期連結化も寄与する模様だ。モバイルコンテンツ市場の拡大が追い風となるため、上振れ期待も高まる。

  株価の動きを見ると、7月下旬以降は概ね8500円~9000円近辺でモミ合う展開が続き、煮詰まり感を強めている。21日の終値8830円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS530円50銭で算出)は16~17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間150円で算出)は1%台後半、実績PBR(前期実績の連結BPS8132円79銭で算出)は1倍近辺の水準である。

  週足チャートで見ると、7月の戻り高値圏から反落して26週移動平均線を割り込んだが、8000円台半ばが下値支持線の形となっている。モミ合い展開に煮詰まり感を強めており、今期好業績見通しや電子書籍関連のテーマ性もあるだけに、第1四半期決算発表が接近して上放れも期待されるだろう。(本紙・アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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