【アナリストの眼】エスプール、コールセンター業務で大手と取引拡大、決算発表接近

2012年9月13日 09:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  エスプール <2471> (JQS)は営業損益の改善傾向を強めている。足元の株価は調整局面のようだが、10月5日予定の今期(12年11月期)第3四半期累計(11年12月~12年8月期)業績の発表が接近して、動意付く可能性があるだろう。

  ロジスティクスやセールスプロモーションなどのアウトソーシング受託(ビジネスソリューション事業)と、コールセンター業務や携帯電話販売支援業務などの人材派遣サービス(人材ソリューション事業)を展開し、コールセンター業務では大手との取引が拡大している模様だ。また新規サービスとして、障がい者雇用支援サービス、シニア人材サービス、グローバル人材サービスへの展開を本格化させている。システム事業とパフォーマンス・コンサルティング事業は売却した。10月1日施行の改正労働者派遣法については、現時点では大きな影響はない見込みとしている。

  通期連結業績についての会社予想は、売上高が前期比6.0%減、営業利益が同2.8倍、経常利益が同4.5倍、純利益が同69.8%減としている。子会社売却の影響で減収となり、特別利益一巡で純利益は減益見込みだが、コールセンター業務など人材ソリューション事業の好調に加えて、赤字事業の売却も寄与して営業利益は大幅に改善する模様だ。なお年間配当については無配の予想としている。

  株価の動きを見ると、8月27日には2万4950円まで戻す場面があったが、反落して足元では概ね2万1000円近辺で推移している。12日の終値2万1000円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2425円02銭で算出)は8~9倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS6709円68銭で算出)は3倍台となる。

  日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込み、週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込み、足元は調整局面のようだ。ただし過去には幾度となく、26週移動平均線近辺での調整一巡後に、急反発する動きを見せている。営業損益が改善傾向を強めていることも支援材料で、第3四半期累計業績の発表(10月5日予定)の接近で動意付く可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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