【株価診断】高値圏のムサシ、選挙関連本命、「解散」具体化待ち、仕込み場

2012年8月22日 15:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  選挙関連のムサシ <7521> (JQS)の22日株価は7円安の1244円まで下げている。といっても、去る、8月8日につけた年初来高値1290円に対しては9.5合目水準で「高値圏」にある。

  「近いうち」解散発言から8月8日に1160円前後から1290円へ急伸した。その後は解散時期が「近いうち」とは、「いつか」をめぐって展開待ちの状況といえる。

  投票用紙読取分類機や計数機、交付機などの機器をはじめ投票 箱の中で自然に開くオリジナル投票用紙など選挙関連品をトータルで手がける。2009年の衆議院選挙のときも大きく活躍した。

  今3月期は前期比7.5%増収、営業利益23.8%増益、1株利益45.0円の見通し。配当は年20円の予定。当然、この数字には選挙特需は含まれていない。早期の解散総選挙なら業績上乗せが期待できるだろう。

  商い面にはやや難はあるものの、うまくタイミングを捉えれば値幅妙味は見込める銘柄。

  利回りは1.6%程度、予想PERは27.6倍と指標面での割安感はない。1200円前後で下値を固めているうえに解散選挙の接近していることを見込めば1200円へ接近場面があれば好い狙い場だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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