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【アナリストの眼】割安目立つピックルス、減益は新工場費用、売上引き続き好調
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漬物業界最大手のピックルスコーポレーション <2925> (JQS)の株価は、4月以降軟調な展開が続いたが、足元ではやや下げ止まり感も見せている。指標面の割安感には見直し余地がありそうだ。
今期(13年2月期)連結業績見通しについての会社予想は、売上高が前期比5.6%増、営業利益が同5.3%減、経常利益が同6.8%減、純利益が同3.9%減と増収減益の見込みである。新規取引先開拓などで増収だが、広島新工場の準備費用などが減益要因の模様である。配当については年間12円(期末一括12円)の予想としている。
なお、7月6日に発表した第1四半期(3~5月期)連結業績の通期会社予想に対する進捗率は、売上高が27.2%、営業利益が18.8%、経常利益が18.3%、純利益が15.9%となり、利益面の進捗率が低水準だった。商品リニューアルした「ご飯がススムキムチ」などの好調で売上高は順調な水準だが、天候不順の影響で原料の野菜価格が高騰したことが利益を圧迫した模様だ。ただし足元では野菜価格が落ち着いていることに加えて、キムチの新商品投入効果なども寄与するとして、通期の会社予想を据え置いている。
株価の動きを見ると、4月3日に年初来高値655円を付けた後は、ほぼ一本調子に下落して軟調展開となっている。第1四半期実績の進捗率の低さも嫌気されたようだ。8月6日には年初来安値となる390円まで下落する場面があった。ただし足元の400円近辺ではやや下げ止まり感も見せている。
8月14日の終値407円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS88円93銭で算出)は4~5倍近辺、今期予想配当利回りは2%台後半~3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS982円00銭で算出)は0.4倍台となる。
今期予想連結PERには割安感が台頭しており、見直し余地があるだろう。当面は売られ過ぎのリバウンドで26週移動平均線の500円近辺がターゲット水準になりそうだ(本紙シニア・アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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