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【アナリストの眼】上方修正のマーベラス、先行投資負担吸収、新作投入効果、割安
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オンラインゲーム開発などを展開するマーベラスAQL <7844> (東2)は9日、今期(13年3月期)第1四半期(4~6月期)連結業績を発表した。
11年10月に、旧マーベラスエンターテイメント(MMV)、旧AQインタラクティブ(AQI)、旧ライブウェアの3社が経営統合したため、前年同期との比較はできないが、MMVとAQIの単純合計との比較で見ると、売上高は9.8%増加の30.16億円、営業利益は6.4%減の2.78億円、経常利益は9.1%減の2.59億円、純利益は6.9%減の1.49億円だった。オンライン事業、コンシューマ事業、音楽映像事業ともに、新作投入効果などで順調だった。先行投資負担などで減益の形となったが計画水準としている。
第1四半期実績を受けて、第2四半期累計(4~9月期)の会社予想を上方修正した。売上高は前回予想に比べて1億円増額の73.6億円、営業利益は2.7億円増額の6.2億円、経常利益は2.7億円増額の5.8億円、純利益は1.4億円増額の3.0億円としている。コンシューマ事業でニンテンドー3DS向け「ルーンファクトリー4」の初回出荷本数が計画を上回るなど、売上、利益ともに想定以上の模様だ。
通期については、新作タイトルの動向の見極めが難しいなどとして、期初時点の会社予想を据え置いた。売上高は185億円、営業利益は22.0億円、経常利益は21.3億円、純利益は12.9億円としている。配当についても年間1000円(期末一括1000円)の予想を据え置いた。
株価の動きを見ると、第2四半期累計見通しの上方修正を好感し、10日には年初来高値となる1万8550円まで上昇する場面があった。週足チャートで見ると、6月上旬の1万4000円台割れ水準から反発し、1万4000円~1万8000円近辺のボックスレンジ上限に達した形となっている。
13日の終値1万7560円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2413円24銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回りは5%台、実績PBR(前期実績の連結BPS1万7028円50銭で算出)は1倍近辺となる。予想連結PERや予想配当利回りは割安感が強い水準だろう。
指標面には依然として割安感が強く、好業績見通しも考慮すれば上値余地がありそうだ。1万8000円台に乗せればボックスレンジから上放れの形となるだけに、一段高の可能性もあるだろう。11年5月に付けた2万1000円近辺が当面のターゲット水準だろう(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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