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大阪ガスと中部電力、米産LNG調達に向けた天然ガス液化加工契約を締結

フリーポートLNG基地写真(写真:大阪ガス)[写真拡大]
大阪ガスと中部電力は31日、米フリーポート社(本社:テキサス州ヒューストン)の子会社との間で、天然ガス液化加工契約に関する最終合意に至り、同日契約を締結したと発表した。
フリーポート社は、同社が保有・運営するフリーポートLNG受入基地に、液化設備を新たに3系列(1系列あたり年間約440万トンの契約容量)建設することを計画しており、米国エネルギー省による、日本を含む自由貿易協定(FTA)未締結国向けの輸出許可の取得等を経て、2017年に液化事業を開始することを目指している。
大阪ガスと中部電力は今回の契約で、同基地の第1系列の液化設備においてそれぞれ年間約220万トンずつの天然ガス液化能力を確保する。これにより、シェールガスをはじめとした米国産天然ガスを自ら手当し、液化を経て、LNGとして調達することが可能となる。
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