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【話題】『異常気象で注目される植物工場』、有力企業相次いで進出
異常気象が世界の農業に影響を与えている。米国では中西部を中心に約半世紀ぶりと言われる大干ばつに襲われている。米農務省が25日に発表した干ばつ影響報告によると、全米の62%の農家が今回の大干ばつの影響を受けたとしている。トウモロコシや大豆などの価格はすでに上昇して高値圏にある。9月になれば収穫激減が判明し、さらに最高値を更新するとの見方もある。
一方、国内では、以前のように夏場の水不足のニュースを聞かなくなったように思う。ダムなどの治水対策の成果とも思えないだけに頻発するゲリラ豪雨のおかげなのだろうか。
とはいえ、ゲリラ豪雨や台風に伴う河川の氾濫などで、田畑が大きな被害を受けることも少なくない。農業にとって天候は最大のリスク要因のため、干ばつも豪雨もできるだけ避けてほしいが、自然には逆らえず、お天道様のご機嫌次第だ。
そこで注目されるのが「植物工場」だろう。太陽光を利用するタイプや完全屋内でLED光源を使うタイプなど、方式はさまざまだが、天候に左右されず安定的に収穫できる点が評価され、参入する企業が相次いでいる。食の安全・安心に対する消費者の意識が高まっていることも追い風だろう。政府の日本再生戦略でも農業は重点分野として位置づけられている。
本格的に普及するためには、コスト、品質、そして規制などの面でクリアしなければならない課題も多いが、政府が30日に決定した日本再生戦略案では医療、環境、農林水産業の3分野に優先的に取り組む方針が明記されたこともあり、規制緩和が進む可能性もあるだろう。
大成建設 <1801> (東1)、大和ハウス工業 <1925> (東1)、大氣社 <1979> (東1)、キューピー <2809> (東1)、カゴメ <2811> (東1)、日清紡ホールディングス <3105> (東1)、昭和電工 <4004> (東1)、三菱ケミカルホールディングス <4188> (東1)、JFEホールディングス <5411> (東1)、三菱電機 <6503> (東1)、富士通 <6702> (東1)、パナソニック <6752> (東1)、スタンレー電気 <6923> (東1)、ワタミ <7522> (東1)、コロワイド <7616> (東1)、丸紅 <8002> (東1)など参入企業は多く、さまざまな業種に及んでいる。
いずれにしても、照明・光源、空調管理、水質管理、栄養・培養液管理などが重要な要素となり、日本の「モノづくり」技術が生かされる分野でもある。人工光合成関連の研究開発にも注目しておきたい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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