【アナリストの眼】指標超割安アーバネットコーポ、注目の決算発表、次期に期待

2012年7月27日 11:42

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  マンション開発を手掛けるアーバネットコーポレーション <3242> (JQS)の株価は、足元ではモミ合い展開となっている。8月9日予定の決算発表が注目されるだろう。

  投資用ワンルームマンション開発が主力で、10年には分譲用ファミリーマンション開発を再開している。東京圏に特化して事業展開し、投資用マンションに対する需要も旺盛な模様である。一方では、不動産市況の影響を受けやすく、物件販売動向によって業績が変動しやすい。東京圏で好立地のマンション用地が減少傾向であることや、仕掛・完成在庫の動向にも注意が必要だろう。

  6月8日付で12年6月期通期業績(非連結)の会社予想を上方修正した。上方修正後の売上高は11年6月期比35.3%増、営業利益は同82.2%増、経常利益は同3.0倍、純利益は3.1倍の大幅増収増益となった模様である。滞留在庫となっていた「目黒用地」の売却が確定したためとしている。

  配当予想についても、12年6月期の年間配当を従来の1500円から、今回の2000円(期末一括2000円)に上方修正した。

  株価の動き(7月1日付で1株を2株に分割のため、以前の株価は分割調整後)を見ると、6月8日に発表した業績予想および配当予想の上方修正を好感して急騰し、6月11日には2万600円を付けた。しかし権利落ち後は、概ね1万6000円近辺でモミ合う展開となっている。

  7月26日の終値1万6040円を12年6月期ベースの指標面で見ると、予想PER(上方修正後の会社予想EPS9421円96銭で算出)は1~2倍近辺、予想配当利回りは12%近辺、実績PBR(11年6月期実績BPS2万4190円33銭で算出)は0.6倍台となる。

  当面は8月9日発表予定の12年6月期決算発表待ちとなり、13年6月期業績見通しに注目が集まるが、好材料が出れば再び人気化する可能性があるだろう(シニア・アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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