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新たな海外不安材料で気迷い、決算発表待ち、内需関連に人気も=犬丸正寛の相場展望

来週(23~27日)は、『新たな海外材料で気迷い相場』となりそうだ。新たな海外材料とは、(1)ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正問題、(2)インドでの労働者暴動、である。[写真拡大]
来週(23~27日)は、『新たな海外材料で気迷い相場』となりそうだ。新たな海外材料とは、(1)ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正問題、(2)インドでの労働者暴動、である。
欧州信用不安が収まらない中、追い討ちをかけるようなLIBOR金利不正操作が大々的に報道されている。「今後、世界規模で拡がるようならリーマン規模の大震度金融ショックとなる心配がある。イギリスを震源地としていることはオリンピック人気に水を差すだろうし、金融立国型のイギリスを目指そうとしている日本にとっても頭の痛い材料」(中堅証券)。金融に対する世界の風当たりは、まだまだ収まりそうにない。
昨年のタイ洪水に続いて、スズキのインド工場で死傷者が出る労働者暴動が発生した。単なる、一過性の事なのか、あるいは、貧富の格差など社会的な問題を背景とした根深いものか。欧州の信用不安影響による景気悪化も響いているのではなかろうか。そうだとすれば、急成長を遂げてきた新興国はどこも似たような事情を抱えているだけに心配だ。最近、大国・中国についても、警戒的見出しの単行本が目につくようになっている。
欧州、新興国の陰りが濃くなればアメリカ経済への影響も無視できない。それを見越して金融緩和実現期待からNYダウは堅調ではある。しかし、仮に、緩和が実施されたとしても規模は過去に比べ大きいか、あるいは景気に対し効果があるだろうか、といった懐疑心の浮上も予想される。このため、金融緩和策が出たとしても、出尽くし感から発表売りとなる可能性も否定できない。
国内では、月末から8月上旬には4~6月期決算の発表が続く。3月期決算を発表した5月頃に比べ、「円高」、「欧州経済下降」、「新興国成長減速」、「東日本復興の遅れ」などが企業業績の頭を押さえている。このため、「第1四半期決算発表では、当初の増額修正期待が後退して、下方修正の心配さえ強まっている」(同)という。
輸出関連銘柄はいっそう動き難くなりそうだ。そうなれば、内需関連銘柄ということにならざるを得ないだろう。このまま猛暑が続けば、「夏関連」、「旅行関連」、さらにトウモロコシ高騰などから飼料株など。さらには、仕手系人気銘柄の登場ということも予想される。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)
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