【引け後のリリース】吉野家ホールディングスはウナギのメニューが業績を左右との見方も

2012年7月7日 16:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

吉野家ホールディングス<9861>(東1)は6日の大引け後、第1四半期の連結決算(3~5月)を発表。売上高は前年同期比0.5%減の399.01億円となり・・・。

吉野家ホールディングス<9861>(東1)は6日の大引け後、第1四半期の連結決算(3~5月)を発表。売上高は前年同期比0.5%減の399.01億円となり・・・。[写真拡大]

■第1四半期は最終赤字が大きく縮小

  吉野家ホールディングス <9861> は6日の大引け後、第1四半期の連結決算(3~5月)を発表。売上高は前年同期比0.5%減の399.01億円となり、営業利益は同65.2%減の3.04億円となった。純利益は1.26億円の赤字(前年同期は4.9億円の赤字)となり、最終赤字幅は大きく縮小した。資産除去債務に関連する損失などが一巡した。

  2月通期の予想は据え置き、連結売上高は前期比2.5%増の1700億円、営業利益は同14.6%増の55億円、純利益は同45.0%増の19億円。予想1株利益は3697円ちょうど。一説では、この夏、ウナギのメニューが想定を超える人気を博すと原価高騰の影響が強まり苦戦するとの見方がある。

  株価は5月下旬の9万9200円を下値に出直る相場。7月4日に10万5600円の戻り高値をつけた。本日の終値は10万4100円(600円安)。3月初から5月初にかけてもみ合った水準が10万7000円から10万4000円前後のため、しばらくは、この水準まで上げると戻り売りの圧迫が強まりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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