【今日の言葉】金利下げの意味するところ

2012年7月7日 12:11

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『金利下げの意味するところ』=欧州中央銀行が政策金利を0.25%引き下げて0.75%とすることを決めた。1%台の金利は「ユーロ」導入以来、初めてという。

  しかし、株式マーケット、為替マーケットとも好反応とはなっていない。「今、世界各国は財政悪化で財政面からの景気テコ入れは難しい。結局、欧州も低金利に頼らざるを得ない。

  しかし、日本、アメリカを見ても分かるように低金利でも景気は良くなっていない。今回の金利下げが、却って、欧州の先行き景気に懸念が強まったのではないか」(中堅証券)。

  欧州と経済関係の深い中国も金利を下げた。こちらも経済成長が危うくなっているわけだ。目標の「経済8%成長」は黄色信号点滅らしい。もちろん、8%成長でも凄いことながら、2ケタ台の高速成長を前提に中国関連銘柄を買っていただけに上値は買い難くなった。本当は日本が復活するよいチャンスなのだが。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【プラント関連特集(1)】世界的に活発な資源・エネルギー開発投資(2012/05/05)
【海運関連特集(3)】シェールガスの開発・生産ブームはプラス要因(2012/05/06)
浅妻昭治のマーケットセンサー:楽しく儲ける正しい「読み方」、「攻め方」、「守り方」を公開(2012/02/02)
株式評論家:浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)推奨銘柄を公開(2012/02/02)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事