栄光HDは高値顔合わせ、資本業務提携解消も株主総会を前に思惑底流=浅妻昭治

2012年6月19日 10:19

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

栄光ホールディングス<6053>(東2)は、2円高の483円と2日間の変わらずを含めて9営業日続伸し、3月21日につけた持株会社として上場した上場来高値483円に顔合わせしている。

栄光ホールディングス<6053>(東2)は、2円高の483円と2日間の変わらずを含めて9営業日続伸し、3月21日につけた持株会社として上場した上場来高値483円に顔合わせしている。[写真拡大]

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

  栄光ホールディングス <6053> (東2)は、2円高の483円と2日間の変わらずを含めて9営業日続伸し、3月21日につけた持株会社として上場した上場来高値483円に顔合わせしている。同社株は、6月6日に2010年11月に業務提携、2011年3月に資本提携した進学会 <9760> (東1)との両提携の解消を発表、進学会から株主提案された取締役2名の選任議案にも反対すると表明、進学会からは、栄光HDの解除は無効と反論を受けており、6月27日に迫った株主総会を前に思惑が底流し下値買いが続いている。なお進学会は、9円安の278円と4営業日ぶりに反落している。

  栄光HDは、提携解消の理由として進学会において著作権侵害問題が発生し、進学会役員から同社役員に対して強圧的な言動や要求が行なわれるなど上場会社としてのガバナンス体制や遵法意識などで両社間に相違があることを上げ、一方、進学会は、栄光HDの示した理由は抽象的で客観的な事実から乖離した無理なこじつけで、解消は無効と反論、同社が提案した取締役2名の選任議案の上程中止は、栄光HD役員の保身など別の意図があるのではないかとして、法的措置を含めて検討するとしている。進学会は、子会社を含めて栄光HDの株式の29.5%を保有しており、株主総会に向け思惑は一段と高まる方向にある。(執筆者:浅妻昭治 株式評論家・日本インタビュ新聞 編集長)

【関連記事・情報】
「投資家生命」をかけた「政治決断」に躊躇する投資家はどうすべきか?=浅妻昭治(2012/06/18)
【狙い場・買い場】利回り5%近い日本ライフライン、高齢化で心臓疾患は増加傾向(2012/06/18)
【引け後のリリース】アンジェスMGが株主優待制度を拡充(2012/06/19)
【銘柄診断】オリバーは11日営業日連続で出来ず、自己株式TOBも極端な品薄は不変(2012/06/18)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事