野崎印刷紙業は自己株式取得・立会外買付で下げ過ぎを訂正し反発

2012年5月25日 12:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  野崎印刷紙業 <7919> (東2)は25日、2日ぶりに商いが成立し23日終値に対して2円高の140円と反発している。前日24日大引け後に自己株式取得・立会外買付取引を発表、下げ過ぎ訂正買いが再燃している。

  自己株式取得は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを目的としており、取得株式数を49万4000株(発行済み株式総数の2.49%)、取得総額を6817万円としている。具体的な取得方法は、きょう25日寄り付き前の8時45分に23日終値138円で立会外買付取引で実施する。きょう25日10時30分には取得結果を発表、前日の開示通りに終了した。

  株価は、前期業績の下方修正で年初来安値126円まで売られ、固定資産売却益の発生などをテコに同高値160円までリバウンドしたものの、今3月期業績の伸び悩み予想で再度、下値を探った。ただPERは12倍台、PBRは0.7倍と下げ過ぎも示唆しており、低位値ごろも株価材料に一段の底上げ展開も見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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