【注目銘柄】ＧＭＯペイメントゲートウェイは株式分割を歓迎し年初来安値水準から急反発

　　ＧＭＯペイメントゲートウェイ <3769> は２２日、７９００円高の２６万８１００円と３営業日ぶりに急反発し、５月１５日につけた年初来安値２４万６１００円に並ぶ安値水準から底上げしている。前日２１日大引け後に株式分割を発表、歓迎して分割権利取りの買い物が集まっている。

　　株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い、同社株式の利便性・流動性向上のため行なうもので、同時に単元株数を１００株とする単元株制度も採用する。６月３０日割り当てで１株を２００株に分割する。単元株制度は、７月１日を効力発生日に予定している。

　　同社の業績は、過去最高ペースで推移、今９月期純利益は、９億５４００万円（前期比２４％増）と予想されており、今年５月７日に開示された第２四半期累計業績も期初予想を上ぶれて着地している。

　　ただ株価は、同社が注力しているソーシャルアプリ決済サービスでソーシャルゲームの高額課金問題の「コンプリートガチャ」の全面停止の波及を懸念して年初来安値まで調整した。安値水準での株式分割権利取り妙味を示唆している。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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