サンリオは自己株式取得で売り方の買い戻しが先行し急反発

2012年5月21日 14:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  サンリオ <8136> は21日、153円高の2840円まで上げて5営業日ぶりに急反発、前週末18日ザラ場につけた年初来安値2672円から底上げしている。同社株は、5月15日に発表した今3月期業績で、純利益の減益転換を予想し、市場コンセンサスを下回ることが響いて年初来安値まで500円超幅の急落となったが、前週末18日大引け後に、今度は自己株式取得を発表、売り方の買い戻しが先行し下げ過ぎ訂正期待の買い物が増勢となっている。

  自己株式取得は、経営環境の変化に対応して機動的な資本政策の遂行を可能とすることを目的にしている。取得株式数の上限を40万株(発行済み株式総数の0.5%)、取得総額を10億円、取得期間を5月21日から6月29日までとして実施する。

  一方、同社の今期業績は、北米・南米地域などで営業強化し、主力キャラクターの「ハローキティ」のライセンス事業が、好調に推移することなどから続伸を予想、営業利益は191億円(前期比1%増)と連続して過去最高を更新するが、純利益は、税制改正などで法人税等が増加することから122億円(同15%減)と減益転換を予想、市場コンセンサスに40億円強未達となった。

  このため株価は、年初来安値まで急落したが、下値では大きく売り長となっている信用好需給を手掛かりに下げ過ぎ訂正期待の打診買いも入ってきた。リバウンド場面では売り方と買い方の攻防が激化しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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