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『5月連休高に供えた準備相場』の展開=犬丸正寛の相場展望

来週(16~20日)は、ほぼ下値を確認できたことで、『5月連休の谷間高相場』への準備とみられる。ただ、日経平均は30日線を大きく割り込んでいるため、直ちに30日線を突破して上に行く相場は難しそうだ。[写真拡大]
来週(16~20日)は、ほぼ下値を確認できたことで、『5月連休の谷間高相場』への準備とみられる。ただ、日経平均は30日線を大きく割り込んでいるため、直ちに30日線を突破して上に行く相場は難しそうだ。ただ、日銀の第2弾として、「物価目標3~5%」が出れば別だが。
NYダウは75日線を1日間だけ割り込んだだけで反発。下値に届いたとみられる。日経平均も去る、11日の9388円で30日線とのマイナス乖離が5%程度まで拡大したことにより下値に届いたとみられる。日米とも株式市場が低迷なら金融緩和策が見込める。アメリカの次の公開市場委員会は24~25日。先般のNYダウの下げは、マーケットが第3次金融緩和(QE3)を催促したものともいえる。アメリカが実施すれば、当然、日本も倣うはず。
ただ、上値に対する慎重な見方も根強い。ヨーロッパのくすぶる信用不安、衛星打上に失敗した北朝鮮の次の一手も気になる。国内では内閣の支持率低下もあって、消費税をめぐる野党の対決姿勢は強くなっている。内閣の一生懸命さは感じられるものの、国民との温度差の違いは埋めることができないところに来ているようだ。解散で国民に問うところへ来ているのではないか。今回の衛星打上でも情報が遅い印象だった。
3月期決算の発表が始まっている。とくに、今度のソニーの大幅減額は、主力企業の業績に対して多くは期待できないという気持ちを個人投資家は強めたはず。現在の日経平均予想1株利益は425円(12日)。これが、期待される800~850円に上向くことは難しいのではないか。このあたりを今後、見極める展開となりそうだ。
このため、9900円どころにある30日線を直ちに突破して上に行く相場は難しいだろう。しばらくは下値圏でモミ合い、『5月連休の谷間高相場』への準備だろう。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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