春の押し目買い、秋の戻り売り=犬丸正寛の相場格言

2012年4月6日 09:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

寒い冬を過ぎると、春は陽の出が早く陽の入りが遅くなっていく。反対に秋は昼の時間が短く、とくに日暮れは早い。「ツルベ落としの夕暮れ」ともいわれる。

寒い冬を過ぎると、春は陽の出が早く陽の入りが遅くなっていく。反対に秋は昼の時間が短く、とくに日暮れは早い。「ツルベ落としの夕暮れ」ともいわれる。[写真拡大]

■春の押し目買い、秋の戻り売り

  寒い冬を過ぎると、春は陽の出が早く陽の入りが遅くなっていく。反対に秋は昼の時間が短く、とくに日暮れは早い。「ツルベ落としの夕暮れ」ともいわれる。

  春は新緑が芽吹き動物も冬眠から覚め動きが活発となる。人の心も明るく物事に前向きに取組む。相場においても多少の悪材料で下げても、強気に受け取って買いに出る、「押し目買い」の投資スタンスとなる。

  一方、日暮れの早い秋の気持ちといえば早く家に帰りたくなるように前向きというより、どことなく帰り支度を急ぐ雰囲気である。相場においても買うという気持ちより手持銘柄を見直す動きとなりやすい。春から夏に向けては強気でよいが、秋の相場では深追いは慎むことを教えている。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)

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