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【株式市場を検証】欧米株式市場の大幅下落や円高を嫌気、ただし下げ渋る展開で底堅い
【日経平均株価、TOPIXともに3営業日続落】
■主力株に対する売りが優勢
7日は、日経平均株価が前日比61円57銭(0.64%)安の9576円06銭となり3営業日続落した。一方のTOPIXは前日比4.64ポイント(0.56%)安の822.71となり3営業日続落した。前日の欧米株式市場が大幅下落したことや、為替が円高方向に傾いたことを受けて、主力株に対する売りが優勢だった。
日経平均株価の日中値幅は94円09銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆3373億円となり、前日の1兆4142億円に比べて減少したが27営業日連続で1兆円を上回った。
前日6日の米国株式市場で主要株価指数は大幅下落した。ダウ工業株30種平均株価は前日比203ドル66セント(1.57%)安の1万2759ドル15セントと大幅に3営業日続落した。ギリシャの民間債権者による債務交換合意期限を控えて、集団行動条項(CAC)発動などに対する警戒感が強まった。
中国がGDP成長率目標を7.5%に引き下げたことや、ユーロ圏第4四半期GDP改定値が前期比マイナス0.3%だったことなどで、世界的な景気減速に対する警戒感も強まった。S&P500株価指数は前日比1.54%安と大幅に3営業日続落、ナスダック総合株価指数は前日比1.36%安と大幅に3営業日続落した。
こうした流れを受けて、日経平均株価は前日比128円53銭安と大幅に売り優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き110万株の売り越し観測だった。前日の海外市場で為替が、1ドル=80円50銭台、1ユーロ=105円60銭台と、円高方向に振れたことも弱材料視された。
しかし寄り付きの売り一巡後は、日経平均株価は下落幅を徐々に縮小する展開となった。為替が朝方に比べてやや円安方向に傾いたことも好感して、押し目買いが入った。日経平均株価は前日比34円44銭安の9603円19銭まで戻す場面もあった。
午後に入ると、日経平均株価は9500円台半ば~後半のレンジでモミ合う展開となり、膠着感を強めた。しかし、この日の安値(寄り付きの9509円10銭)を割り込むことなく、終盤には下落幅をやや縮小した。TOPIXも下落幅を縮小し、この日の高値圏で取引を終了した。
東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄848(全体の51%)、値下がり銘柄647(全体の39%)だった。セクター別には、機械、自動車、電機・精密、銀行、証券、保険、不動産、海運、情報通信などを中心に、主力株が総じて売りに押された。ネット・SNS関連も下落した。一方で、耐震補強などのテーマ性で、橋梁・道路・鉄道建設関連などの低位材料株に物色が向かった。食品や半導体製造装置関連も堅調だった。
東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、5位の日本橋梁 <5912> の大幅上昇が目立った。また、8位の日立製作所 <6501> 、16位の日産自動車 <7201> が上昇した。
一方では、1位の三菱UFJFG <8306> 、2位のトヨタ自動車 <7203> 、3位の三井住友FG <8316> 、4位の三菱商事 <8058> 、6位の野村ホールディングス <8604> 、7位のホンダ <7267> 、9位のコマツ <6301> 、10位のファナック <6954> 、11位のキヤノン <7751> 、12位のみずほFG <8411> 、13位の武田薬品 <4502> 、14位のソフトバンク <9984> 、15位のソニー <6758> 、17位の三井物産 <8031> 、18位の東芝 <6502> 、19位のファーストリテイリング <9983> 、20位のNTT <9432> など、主力株が総じて下落した。
日経平均株価、TOPIXともに3営業日続落したが、寄り付きの売り一巡後は下落幅を縮小し、この日の高値圏で取引を終了した。欧米株式市場の大幅下落に比べると、底堅さを意識させる展開だったとも言えるだろう。
また、東証1部市場の値上がり銘柄数は全体の5割を超えている。主力株は総じて軟調だったが、中小型株は比較的堅調だったようだ。3営業日続落したが、押し目買いの好機ととらえる見方も多く、悲観的なムードはあまり感じられない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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