【注目のリリース】ニプロが新株発行などによる増資で工場や研究所を拡充

2012年2月15日 09:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■明日の前場は下げても次第に持ち直す可能性

  医療器具のニプロ <8086> は14日の大引け後、新株発行と株式の売り出し、新株予約権付社債の発行などを発表。公募による新株2870万株を発行するなどで、最大206億円を調達する。新株予約権付社債では約70億円の調達になる。発行価格の決定は、2月21日から23日の間のいずれかの日。調達資金は工場や研究所の設備投資、借入金の返済などに充当する。

  公募増資による増加株式数は約22.5%。経験則では、株価は増資の発表翌日に需給悪化を懸念して下げるものの、あとは投資効果などへの期待から持ち直し、値決め(価格決定日)に向けてジリ高基調になるケースもある。昨年11月の606円を安値にジリ高基調に転じ、1月30日に709円まで上昇。14日の終値は691円(前日比変わらず)だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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