【チャート・ワンコメント】日本エンターはフシ接近で軟調、好業績と中国関連で中期1万円も

2012年2月13日 11:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■チャート・ワンコメント(日足)

  日本エンタープライズ <4829> (東2)は、210円安の8290円まであり、前日の350円高から小反落。日足チャートは、8000円どころのモミ合いを放れて上伸、10日(金)には8500円と上値のフシである9000円に近づいている。

  第2四半期(6~11月)では前年同期比10.4%増収、営業利益37.6%増益。「コンテンツサービス事業」においては、配信するコンテンツを自社制作することで、「提供コンテンツの権利を自社で保有」する同社独自のビジネスモデルをベースに、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)向け公式サイトの「選択と集中」を実施、主力サイトの有料会員数獲得に努めている。スマートフォンについても順次、サービスの提供を行っている。中国においては2G、2.5G向けゲームコンテンツを配信し、同時に3Gの拡大を見据え、中国の作家や出版業界と連携しながら携帯電話向け電子コミックの配信を行っている。

  今5月期は前期比19.4%増収、営業利益4.9%増益、1株利益450.9円の見通し。配当は年130円(前期年130円)の予定。

  利回り1.5%、PER18倍超。中国市場の拡大等から次期業績も堅調が予想される。2011年1月の9140円、同10月の9110円を抜けば1万円相場の可能性も強まる。調整安の8300円前後は好仕込み場だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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