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ニッポ電機:第3四半期連結業績は減収減益で赤字
■通期では、第4四半期の売上が伸びることで黒字化を見込む
店舗照明のニッポ電機 <6657> (JQS)は8日、今12年3月期第3四半期連結業績を発表した。
売上高60億26百万円(前年同期比13.2%減)、営業利益△7百万円(前年同期2億81百万円)、経常利益△17百万円(同2億51百万円)、純利益△11百万円(同1億39百万円)と減収減益で赤字となった。
前期は、同社の最大の顧客である百貨店、流通業界の新設、改装が再スタートしたことにより業績が回復したが、今期は大震災の影響で、節電が始まったことにより、店舗、オフィスなどで照明を落としていることから買換え需要が減少している。また、LED照明の売上は伸びているものの、蛍光灯の売上減をカバーするには至っていないため、業績に影響を及ぼしている。
四半期毎の売上高、営業利益を比較すると第1四半期17億86百万円、△59百万円、第2四半期21億47百万円、47百万円、第3四半期20億93百万円、5百万円と第1四半期の業績が大きく落ち込んだ影響で、第3四半期まで赤字という影響が出ている。
通期連結業績予想は、売上高85億円(前期比10.7%減)、営業利益1億54百万円(同67.1%減)、経常利益1億40百万円(同67.3%減)、純利益90百万円(同65.1%減)と黒字を見込む。
百貨店、流通業界の新設、改装は、第2四半期、第4四半期に集中する傾向があることから、第4四半期の売上が伸びることで黒字化を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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