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【注目の決算発表】ブラザーは業績再下方修正で減益転換率を悪化させ急反落
ブラザー工業 <6448> は、63円安の971円まで下げて急反落している。前日1日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示に合わせて、3月通期業績を昨年10月に続いて再下方修正、減益転換率を悪化させることが利益確定売りにつながっている。
3月期業績は、昨年10月の下方修正値より売り上げを80億円、経常利益を15億円、純利益を20億円それぞれ引き下げ、純利益は、175億円(前期比33%減)と減益転換率を拡大する。通期想定為替レートを対ドルでは従来通りに1ドル=75円で据え置いたが、対ユーロでは1ユーロ=105円から100円へ円高方向に見直し、景気減速を受けマシナリー・アンド・ソリューション事業の売り上げを760億円から696億円に引き下げたことなどが再下方修正要因となる。
株価は、昨年9月の昨年来安値830円から今期第2四半期累計業績の上方修正で1000円台を回復、その後の3月通期業績の下方修正でも1000円台を出没と下値抵抗力を発揮した。利益確定売りと売り方の買い戻しが交錯するなか下値を再確認しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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