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【注目の決算発表】武田薬品工業は純利益再下方修正も織り込み済みで反発
武田薬品工業 <4502> は2日、45円高の3340円まで上げて3日ぶりに反発している。前日1日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示に合わせて、昨年11月に続いて今期純利益の再下方修正を発表、連続減益率を悪化させるが、織り込み済みとして下げ過ぎ訂正買いが再燃している。
3月通期業績は、売り上げを昨年11月の上方修正値より300億円引き下げ、経常利益を据え置きとし、純利益は400億円引き下げ、1300億円(前期比47%減)と連続減益率を悪化させる。
為替レートの見直しに税制改正の影響、さらに今年1月18日に発表した海外連結子会社の事業運営体制強化策に従い米国で2100名、欧州で700名の人員合理化の実施により、費用累計が700億円発生、今期業績には350億円影響することなどが要因となった。
同合理化策発表でコスト削減効果が、来期には300億円から400億円に拡大すると見通されたことから、株価は、3340円まで短期に155円高しており、純益再下方修正で織り込み済み感を強めている。昨年11月の前回の下方修正では、昨年来安値3020円まで急落しており、アク抜け感から下げ過ぎ訂正にトライしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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