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【チャート・ワンコメント】300円挟んでモミ合うニッポ電機、今期減益織り込む
記事提供元:日本インタビュ新聞社
■チャート・ワンコメント(日足)
ニッポ電機 <6657> は、1円安の297円と底堅い。日足チャートは、去る、11月21日以降300円を挟んだモミ合いが継続。動きは煮詰まっている。
東日本大震災後の電力供給量不足による節電に向けての省エネ対策として蛍光ランプの間引き使用による影響で蛍光ランプのメンテナンス需要が減少。一方で進行中だった建築化照明部門の案件が資材不足から先送りとなった。このため、今期(2012年3月期)は、前期比10.7%減収、営業利益67.1%減益、1株利益15.0円の見通し。配当は年15円の予定。
今期が減益だけに直ちに上値追いは難しいだろう。しかし、十分なモミ合いで今期の減益はほぼ織り込んだものとみられる。LEDの好調で来期業績には期待できるし利回りも5.0%と高い。さらに、1株純資産649円でPBR0.4倍台にすぎない。下値不安は乏しいものとみられる。今後、「復興」が本格化すればLED需要に期待できる。中期投資で仕込んでおくところだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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