六甲バターは3Q好決算を買い直し高値を1円更新したが終値は1円安

2011年12月20日 20:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  六甲バター <2266> (大2)は20日、前場に1円高の469円と、前日に顔合わせした年初来高値468円を1円だけ更新し、終値は1円安の467円と反落した。

  11月4日に発表した今12月期第3四半期(3Q)業績は、前年同期比3%増収、9%経常増益、4%純益増益と増益転換し、期初予想の12月通期業績に対する利益進捗率は、87~89%と目安の75%を上回った。輸入原料チーズの価格上昇が続いているが、家庭用チーズの売り上げが順調に推移して、為替の円高効果にコストダウン継続も上乗せとなり好決算につながった。

  12月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、16億円(前期比16%減)と見込んでいるが、上ぶれ着地期待が高まっており、東洋経済会社四季報新春号では18億円と観測している。

  株価は、今期第2四半期業績の上方修正にも反応もなく400円台下位固めが続いたが、3Q好決算でやや上ぶれた。PERは6倍台、PBRは0.7倍と割安であり、大証第2部銘柄の逆行高特性も加わり、高値評価が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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