【チャート・ワンコメント】ストップ高の三栄建築、好業績と提携で権利落後の高値更新続く

■チャート・ワンコメント（日足）

　　三栄建築設計 <3228> は、１５０円ストップ高の８５０円と前日の９円高を上回る急伸、権利落後の高値を大きく更新。好業績に加え、エス・バイ・エル <1919> との提携が引き続き手がかり材料。

　去る、１１月２５日に同社とエス・バイ・エルが狭小地における「狭小３階建住宅向け工法」を開発し、相互のノウハウを共有して事業展開すると発表。とくに、三栄建築は都心に近いエリアでの建売分譲住宅の生産及び建築請負に特色を持っている。

　業績も好調。前期（２０１１年８月期）の２５．４％増収、営業利益８．６％増益に続いて、今期（２０１２年８月期）も４２．０％増収、営業利益２５．４％増益と好調。

　去る、１１月２８日に株式２分割の権利を落としている。権利付最終値１２６０円（１１月２５日・金）に対し権利落では６５５円で始まった。安値は権利落当日の６４５円。分割後の今期配当は年１７．５円の予定。

　好業績と提携を材料に１０００円台乗せを目指すものとみられる。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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