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【チャート・ワンコメント】業績公表で「信用買残」に注目のトヨタ、26週線抜けは困難に
■チャート・ワンコメント(週足)
「業績公表」のトヨタ自動車 <7203> の9日(金)週末値は2636円、前の週に比べ42円高。週足チャートは、11月24日の年初来安値2330円からの反発場面。当週に2682円まで戻し、安値からの上昇率は15.1%に達した。13週線を今年7月下旬以降、ほぼ6ヶ月ぶりに上抜いた。
9日(金)15時に、これまで「未定」だった2012年3月期について見通しを公表。営業利益を2000億円(前3月期4632億7900万円)、純益1800億円(同4081億8300万円)と、前期比で営業利益は56.8%の減益。とくに、マーケットでは、今期の営業利益を5500億円と予想していただけに期待数値に対し大きい開き。円高とタイ洪水が響く。1株利益は52円前後の見通し。
「マーケットには、今期営業利益5500億円と増益期待があった一方で、厳しい見方があったことも事実。むしろ、最近は厳しい見方が強く、その結果、11月に2330円という歴史的な安値をつけたのだと思われる」(中堅証券)。公表された数字は、かなり織り込んでいるとの見方のようだ。
ただ、信用買残がかなりの高水準にまで膨らんでいる。この点からは今期への期待が強かったことがうかがえる。このため、今後は高水準の信用買残が、「処分売り」に動くのかどうか。あるいは、タイ洪水問題は一過性の材料と見るか、EU問題から来る円高も以前ほど厳しくないと判断するか。このあたりが注目点といえるだろう。
ただ、チャートからは、厳しい業績見通しが出ただけに、業績との連動性の強い、「26週線」(2810円ていど)を抜くことは無理だろう。全般の地合いが軟調となるようなら、安値2330円に対する二番底を探りに行く可能性はあるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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