オリンパスは好材料と悪材料が交錯し乱高下の末反発

2011年11月30日 18:52

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■売買代金2位となり「需給妙味」など復活

  オリンパス <7733> は30日の前場873円(130円安)まで下げたあと切り返す相場となり、一時1029円(26円高)まで上げ、終値も1025円(22円高)。乱高下ながら東証1部の売買代金2位に浮上した。

  本日は、東証の「臨時措置の解除」により、「50%以上」だった信用取引の担保率(掛け目)が本日売買分から通常の「30%以上」に戻った。一方で、米国紙の報道として、株式上場維持の判断材料になる四半期報告書の12月14日までの提出に遅延の観測が流れた。これに対し、会社側は、13時45分にIR開示を発表し、報告書の提出は引き続き14日までに提出する予定で準備を進めているとした。

  信用需給は、依然、売り建て玉に逆日歩が発生する状態のまま、買い建て玉を上回っているため、少々の材料で大きく動きやすい状態。「需給妙味」「値幅妙味」は、簡単には後退しないようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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