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【株式市場】日経平均の高安幅が23円にとどまりオリンパスは安い
■東証1部銘柄は30%が高い
30日前場の東京株式市場は、一転、見送り商状。例の格付け会社S&P(スタンダード・アンド・プアーズ、米国)がバンク・オブ・アメリカなどの長期債務格付けを引き下げたほか、みずほフィナンシャルグループ <8411> と三井住友フィナンシャルグループ <8316> の格付け見通しを「ネガティブ」(弱含み)に変更したと伝えられたため、全体に手控えられた。ただ、両銘柄は底堅く、みずほフィナンシャルグループは1.0%安の100円(1円安)、三井住友フィナンシャルグループは1.5%安の2079円(32円安)。
また、オリンパス <7733> は信用担保率の臨時措置が解除されたものの、解任された元社長の提訴の意向などが伝えられて反落し1.7%安の986円(17円安)。東証1部の値上がり銘柄数は502銘柄(約30%)だった。
日経平均は小反落。高値と安値の差が23円11銭の小幅にとどまり、前引けは8406円56銭(71円26銭安)。
東証1部の出来高概算は、6億8837万株、売買代金は3975億円。1部上場1666銘柄のうち、値上がり銘柄数は502銘柄、値下がり銘柄数は970銘柄。
また、東証33業種別指数は9業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、パルプ・紙、水産・農林、食料品、空運、小売り、倉庫・運輸、など。
一方、値下がり上位は、海運、ガラス・土石、保険、精密機器、非鉄金属、機械、電気機器、その他製品、輸送用機器、鉄鋼、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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