【引け後のリリース】エルピーダメモリの子会社に台湾の有力企業が出資

2011年11月26日 10:33

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■協力関係を一段と強化し財務改善にも貢献

  エルピーダメモリ <6665> は25日18時過ぎ、台湾の半導体メモリ組み立て・検査企業ウォルトン社(Walton Advanced Engineering, Inc.)がエルピーダメモリの子会社EBS社に出資すると発表した。

  発表では、ウォルトン社は、長年、エルピーダメモリのDRAM製品の組立工程および検査を一部業務委託する取引関係にあり、このたび、EBS社の一部優先株式(7500株)を約37億5000万円(約5000万米ドル)でエルピーダメモリから取得する。払い込み完了は、本年12月中旬を予定。今回の決定は、両社の事業関係の強化を目的とするとともに、当社の財務体質の改善にも貢献するとした。

■直近は出来高増勢で戻り始めれば500円台も

  エルピーダメモリの株価は、9~10月は500円前後でもちあう横ばい相場。11月に入っては、円高の進行や日経平均の下落などとともに軟化し、11月22日に310円をつけた。その後は持ち直し、25日の終値は383円(28円高)。11月以降の軟化相場では出来高が増勢になっており、戻り始めれば、9~10月のもみ合い水準の500円前後までは早いとの見方がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
師走相場が本格化!下値モミ合いで個別物色の展開へ=犬丸正寛の相場展望(2011/11/25)
【話題株】任天堂は「ニンテンドー3DS」の販売校長報道を好感して急反発(2011/11/25)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2011/06/22)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事